青紫

何もかも滲んで消えてしまう

君のような秀才には分からないだろうが

太宰治の作品中に出てくるらしいが、なんの作品か忘れてしまった。

私に出来る仕事なんかあるのだろうか。バイトに行くと、そればかり考えてしまう。要領も悪く、タイミングも悪い。おまけに愛想も悪い。今日も注意を受けてばかりだった。自分が情けなかった。トロいのも、力がないのも、すぐに泣く自分も嫌だった。何もかも嫌だった。

仕事先とかゼミとか部活とか、その手の人付き合いは苦手だ。バイトの人とご飯食べに行くとか、いったい何なんだろう。生きる世界が違う気がする。

つくづく自分は社会生活に向いていない。これなら大学なんか行かずに手に職をつけていた方がまだマシだったかもしれない。そんなこと言っても、今さら遅いのだけれど。